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データ仮想化のリーダー、Denodo Technologies(本社:カリフォルニア州パロアルト、以下Denodo)は、大日本印刷株式会社(DNP)が、同社のデータ活用プラットフォームサービス「DNPマーケティングクラウド®」に、Denodoのデータ仮想化プラットフォーム「Denodo Platform」を導入したことを発表します。 Denodo Platformにより、DNPマーケティングクラウド®のユーザー企業は、社内に散在するデータを物理的に複製することなく、必要に応じて必要な項目のみを参照できるようになるため、大量のデータを効率的に管理・活用することができます。 DNPはDenodoとセールスパートナー契約を交わし、Denodo Platformの販売も開始します。

【サービス導入の背景と概要】

企業で取り扱うデータ流通量が年々増加し、大量のデータ管理や活用が求められる中、データ損失のリスク、データのバックアップコピーの格納や管理に伴うコストの増加、大量のデータの中から必要なデータを選択できないことによる機会損失が課題となっています。こうした課題に対し、必要に応じて仮想的なデータベースを構築できる「データ仮想化」の世界市場は、2021年のライセンスおよびサービスを含めて2021年には約67億ドル規模に成長する見込みです。

DNPは、「DNPマーケティングクラウド」上でデータをためる「データレイク機能」に「Denodo Platform」を導入し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業のデータ活用を支援します。「Denodo Platform」の主な特長は下記のとおりです。

■Denodo Platformの主な特長

1.物理的なシステム環境構築やデータの複製が不要な「データ仮想化」により、セキュリティやコンプライアンスのリスクを最小限に抑えることが可能

2.素早く高いパフォーマンスでデータを統合し、データの中から必要な性質のみをとり出す 「データ抽象化」をリアルタイムに実行可能

3.データの複製によるムダを削減することにより、従来の約半分のコストでデータ管理が可能

 DNPマーケティングクラウドにおけるDenodo Platformの位置付け

 

今後DNPは、「Denodo Platform」により多様なデータ統合のニーズにも対応し、データプレパレーションやビジネスインテリジェンス、マーケティングオートメーションとのシームレスな組み合わせを可能として、企業の顧客や生活者に対する顧客体験の価値提供に向けたデータ活用を支援していきます。

●DNPマーケティングクラウドとは 顧客に関連するさまざまなデータを高度な情報セキュリティ環境で安全に蓄積し、企業のマーケティング担当者自身がマーケティングに有効な情報として統合管理して活用できるサービス。 さまざまなMAツールと連携が可能で、当プラットフォームを介してパーソナルなDMや動画などを配信できる機能も備えています。

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