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清水建設株式会社(本社:東京、取締役社長:井上和幸、以下清水建設)は、Denodo Technologies(以下Denodo)のデータ仮想化ソリューション「Denodo Platform」を導入。データ入手までのリードタイムを短縮し、全社でデータ利活用を実施するためのシステムを構築し、2022年10月より本格稼働を開始しました。

■導入背景  

2021年より、社内外に散在するデータを整理し、“データの民主化”を推進している清水建設では、データの利活用にいくつかの課題を抱えています。「申請されてからデータを渡すまでのリードタイムの短縮」「長時間にわたるリードタイムによるデータの陳腐化」「各部門が蓄積するデータが全社で活用できていない」などです。  

このような状況を打開すべく、2021年からBIツールの全社展開を行いデータ活用を進めていましたが、「データの見やすさ、使いやすさ」という新たな課題が発生します。BIツールでデータを可視化できても、データが整理されていないため、使える状態にはならない。データを共有・利用している部門からも「もっと使いやすくならないか」「利用画面が見やすくならないか」といった声があがっていました。  

データ利用の実情にあわせる必要性を痛感していたところ、「Denodo Platform」を知る機会をえることになります。

■「Denodo Platform」で拡がるデータ利用の輪  

2か月間におよぶ「Denodo Platform」のPOCを実施し採用を決定、その後3ヵ月を要してシステムを構築し、運用が開始されました。「Denodo Platform」の導入により、部門で蓄積されているデータの共有がユーザー(社員)レベルで実施可能となり、データカタログにより、データの格納場所をユーザー自身で瞬時に確認できるようになり、データのサイロ化が解消され、それまでの課題がつきづきと解決されました。

■目指すは100%のデータ活用  

Denodo Platformを基盤として構築されたデータカタログが整理されたことで、ユーザーにとって非常にわかりやすいデータ基盤ができ、「Oracleに蓄積されたデータは表記が英語で物理名のため、どのカラムにどんなデータがあるのか少々、分かりにくかったのですが、Denodo Platformのデータカタログを整理する際にわかやすいように論理名を加えました。その結果、どこにデータがあるのか一目瞭然で、データ利用のハードルが下がったと思います」と、清水建設の担当者は語っています。

今後は保守のデータや工事データの中でも、テキストだけでなく画像データや他の属性データなども利用できるよう整備していく必要性は考えているとのこと。

「現在、Denodo Platformで公開しているデータも全社規模で考えるとまだほんの一部です。公開の基盤はすでに整っているので、最終的には100%のデータを活用できるようにしていきたい」と、清水建設は計画しています。

【Denodo Platform 導入イメージ】

清水建設様導入事例資料はこちらからご確認いただけます。

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