データ管理のリーダーであるDenodo Technologies株式会社(本社:カリフォルニア パロアルト、以下Denodo)は、年次のグローバルユーザーカンファレンスであるDenodo DataFest の日本版を去る7月6日に東京ステーションホテルにて開催、成功裏のうちに終了しました。登録者は150名を超え、顧客やパートナー、アナリストなどデータ管理のエキスパートが120名超参加者しました。
イベントでは、Denodoの顧客やパートナーなどのエキスパートによる「アジャイルデータ管理とアナリティクス」をテーマに、データ管理とアナリティクスの現在の課題や将来の展望についてセッションが行われました。
オープニング・キーノートは、Denodo の創業者兼最高経営責任者であるアンヘル・ヴィーニャ（Angel Vina）より、『論理ファースト・アプローチ～アジャイルデータ管理とアナリティクスへ～』と題して今年のテーマとDenodoが提唱する“論理ファースト“アプローチとデータ仮想化技術によるデータ基盤の有効性について紹介しました。
続く基調講演では、慶応義塾大学医学部教授の宮田 裕章 氏より、『データ活用で実現する新しい未来』と題し、今年のテーマに沿ったスピード感をもってデータをビジネスに活用した場合、企業にどのような変化がみられるのか、データサイエンスの観点から具体的な事例を交えてご講演いただきました。
さらに今回もDenodo Platformをご活用いただいているお客様にもご講演いただきました。
まずKDDI株式会社 田中 亮大 様より『通信キャリアビジネスにおけるデータ仮想化の取り組みについて- 業務効率化とDX推進 -』と題して、データ仮想化技術（Denodo Platform）を活用した回線デリバリーの業務効率化およびお客様への情報提供サービスの変革などDX推進への取り組みについてご紹介いただきました。
次に日本電気株式会社 秋田 和之 様より『コーポレート・トランスフォーメーションを推進せよ！～NECにおける社内DXの取り組みとOne NEC Data プラットフォーム～』と題して、NEC様の進めているコーポレート・トランスフォーメーションとデータドリブン経営、またそれらを支える「One NEC Data Platform」について、そのアーキテクチャへの道のりやデータ仮想化（Denodo Platform）による解決方法についてご紹介いただきました。
またDenodoの販売パートナー様である、日鉄ソリューションズ様、NSW様、日立ソリューションズ様、ジール様から（以上、ご講演順）、自社を含めた導入事例や他のテクノロジーとの連携、これまでのご販売経験からのインサイトおよびサービスのご紹介をいただき、テクノロジーパートナー様であるウイングアーク1st様には国内初のテクノロジーパートナー様としてデータ活用およびDX成功の鍵など豊富な事例を交えてご紹介いただきました。
Denodoからは、プロダクト・キーノートとして、今後のアップデートについて、新機能やそのデモンストレーションを交えてご案内したり、データ活用の際に気になるデータセキュリティやガバナンス、論理データファブリックとデータメッシュの違い、さらにデータ仮想化（Denodo Platform）を活用した際の具体的なROIについて第三者機関の調査結果などを交えてご紹介したりしました。
ほぼ1日となるイベントにも関わらず、すべてのセッション終了後の懇親会まで多くの方にご参加いただきました。懇親会では、Denodo導入済のお客様から数社様にDenodo Innovation Awardsをお送りさせていただきました。これは優れたデータ活用のユースケースとなったお客様、Denodoのユーザー会およびデータ活用事例やDenodoのプロモーションにご支援いただいたお客様にお送りするアワードとなります。
「私たちは、既存のお客様、パートナー、およびデータ管理のエキスパートからなるDenodoコミュニティの皆様にご参加いただき、Denodo Platformのイノベーションについて情報やアイデアを共有するためにDataFestを開催しております。そして期待以上の成果となっております。」とDenodoのリージョナル・プレジデント兼ジャパン・ゼネラルマネージャの中山 尚美は述べています。「120名超の方が終日参加され、Denodo Platformの活用に関する既存のお客様の事例講演やエンタープライズファブリックの中核基盤としてデータ仮想化を使用するベストプラクティスについてのパートナーの講演を聴講されたことは、クラウドモダナイゼーション、セルフサービスアナリティクス、データサイエンス、データマーケットプレイスのためのテクノロジーに対する皆様の関心が非常に強いことの証です。来年2024年のDataFestではさらに多くの参加者の皆様とお会いし交流できることを楽しみにしています。」
年次イベントとなるDenodo DataFest Japanは2024年も開催を予定しております。